事業紹介
自殺予防総合研究センターが取り組む主な事業について紹介します。
新秋田モデルの構築事業
秋田モデルとは民間主導型「民」「官」「学」「報」が連携した自殺対策と言われています。この自殺対策がどのように行われてきたかは整理が十分ではなく、課題が明確になっておりません。本事業では、民間団体の活動の整理や調査、他地域の取り組みを視察し、今後の秋田モデルをより推進するため基礎資料を作成することを目的とします。
自殺未遂者対策に関わる人への総合的な支援
自殺未遂者に初期段階で接する可能性のある専門職(警察官、消防士、保健師等)を対象にLINEWORKSアカウントを配布し、「定期的なニュース配信」、「事例検討会・シンポジウムの開催」、「相談窓口対応」の活動を実施します。本事業は、自殺未遂者に関わる専門職の知識向上及び現場での課題共有、多職種間での連携強化を目指します。
中高生へのSOSの出し方教育
本事業は、小中学生と高校生を対象に、誰かに相談したいと思う態度とストレスの対処法を身につけることを目的とした教育(SOSの出し方)を行います。
この教育の目標は、生徒自身が悩みやストレスに気づき、身近な人や専門機関に相談できるようになることです。