第70回日本ハンドボール選手権大会(男子の部)初出場

 

 

今回学生広報スタッフが紹介するのは秋田大学男子ハンドボール部です。
秋田大学男子ハンドボール部は第70回日本選手権大会東北ステージ兼第55回東北総合選手権大会で2度目の優勝を果たし、また実業団チームも参加する第70回日本ハンドボール選手権大会(男子の部)へ初出場し、ベスト16に進出するなど目覚ましい活躍を見せています。部を引っ張る、主将の藤田憲将(フジタカツユキ=教育文化学部学校教育課程教育実践コース4年生)さんに部の強みについて聞いてきました。

ハンドボール部は週5日、個人練習からチーム戦術まで2時間半練習を行っています。また週に2回自主的に朝練を行い、体力づくりを行っている。練習メニューなどは監督である佐藤靖先生(教育文化学部特別教授)の指導を受けています。最近は、リーグ戦が迫っているため、特にチーム戦術に力を入れており、練習に熱が入ります。

秋田大学ハンドボール部独自の強さとは何か。伺ってみると、3つの特徴がありました。
・1つ目は部員一人ひとりが自覚をもっていることです。
秋田大学は国立大学であるため、私立大学に比べて部員数が少ない。だからこそ一人ひとりが大切な戦力であること、試合に出るチャンスがあるということを自覚していて、練習や健康管理には気を付けているそうです。
・2つ目は4年生の先輩がいることです。
大学の部活・サークル活動は、卒論や就活のため3年生で引退することが多いが、ハンドボール部は4年生まで所属している部員がほとんどで、それが部の伝統だそうです。4年生まで続けていることは、自分の自信、誇りに繋がり、ほかのチームとは違うという自覚をもてます。また、メンバーの変更などが少ないため戦術などが崩れることなく、それらをチーム内で安定して共有できます。
・3つ目はチームワーク。
  少ない部員数のため仲が良く、また上級生下級生関係なく注意しあえる信頼関係があるからこそ、チーム内の課題があった場合も部内でしっかり相談することができます。こうして部員全員で話し合い、困難を乗り越えてきました。また4年生の先輩が、部員の考えをまとめていることがチームワークの良さに繋がっているようです。

最後に、これからの目標について伺ったところ、「今年のインターカレッジが東北で開催され、昨年は、4年生の先輩を舞台に連れていくことができなかったため、今年は出場して恩返しがしたいです」と熱く語ってくれました。
                                                    (取材:佐藤、カメラ:秋山)
                                                              (取材時2019年4月28日)