秋大祭実行委員取材

 

 

実行委員長の富山さん(左)と広報担当の下田さん(右)

 

 私たち学生広報スタッフは11月11日(月)に今年度開催された秋大祭について、秋大祭実行委員会(以下、実委)の委員長富山花さん(教育文化学部2年次)、広報担当の下田春菜さん(国際資源学部2年次)に取材しました。
今年度の秋大祭は10月19(土)・20(日)の2日間、「はゐから」というテーマのもと盛大に開催されました。
 2人が所属している実委は、秋大祭の企画・運営のすべてを行う組織です。実委が秋大祭の準備を本格的に始めたのは新学期に入ってからで、企業の協賛やスペシャルゲストのオファー、パンフレット制作などの準備を進めてきたといいます。実委ならではの企画も毎年考えており、今年度は初めての試みとして、一般教育棟1号館の館内に休憩所を設けました。これは、「模擬店で購入した商品を食べる場所がほしい」という来場者からの要望により、実現したものです。そのほかにもクイズ企画や謎解き要素を加えたスタンプラリーは、限られた期間内での準備でしたが、開催にこぎつけることができましたと苦労を語ってくれました。
 今回は広報活動にも精力的に取り組み、SNSでの情報発信やメディアへの出演を積極的に行ったほか、毎年、実委のメンバーがデザインを考えているパンフレットとポスターは、「はゐから」というテーマを連想させる「和」のイメージをふんだんに取り入れて作成し、大学内外から大きな反響を得られ、デザインに感激して大学の学生支援・就職課に直接連絡を入れてくれた方もいたそうで、これらの宣伝活動が秋大祭成功の1つの要因になったと感じたそうです。
 迎えた秋大祭1日目はあいにくの雨でした。現在、実委には1年生から4年生が在籍していますが、雨の秋大祭を経験したことのある人がいなかったそうです。しかし、今年は雨天に向けて万全の準備を整えていたため、滞ることなく運営を行うことができましたと話してくれました。
 1日目が雨だったこともあり、2日目は「絶対成功させる」という共通意識が強かったそうです。そんな中、今年度の秋大祭の目玉となるタレントのゴージャスのステージが行われました。これまでのスペシャルゲストの中でも1,2番を争う集客率で、見る者を魅了してくれて、自分たちも楽しむことができたそうです。
今年度の秋大祭を振り返って、委員長の富山さんは、準備から当日の運営を通して実委のメンバーそれぞれが秋大祭を成功させるという強い目的をもって活動できたといい、まさに実委全員で作った秋大祭だったとまとめてくれました。
 また、広報の下田さんは秋大祭への参加団体や委員会に所属していない秋大生も積極的に足を運びたいと感じるような秋大祭を作っていきたいと今後の意気込みを語ってくれました。
 今回の秋大祭は秋田大学創立70周年の節目にふさわしく盛大に盛り上げました。これからも秋田大学を代表するイベントとして、秋大祭のさらなる発展を期待しています。
(取材:斉藤、カメラ:武石)