平成27年度　COC事業　「聞き書きボランティア養成講座」を開催しました

秋田大学は秋田県内6つの大学生を対象に、平成28年2月27日（土）、秋田大学百周年記念館で平成27年度　「聞き書きボランティア養成講座」の第2部を開催しました。　「聞き書き」とは、お年寄りの話を聞いて、それを記録し、後生に残すことをいいます。長い人生の中で「楽しかったこと」「うれしかったこと」「小さい頃の遊びや暮らし」などをお年寄りから思い出してもらい、聞き書きにより物語をまとめる過程でお年寄りからたくさんのことを学ぶと共に、お年寄りにとっては、話すことで生きがいを感じることに繋げることをねらいとしています。
　この養成講座は、第1部と第2部から構成され、第１部は1月30日（土）に日本聞き書き学校・認定講師の天野良平先生を迎えて、午前中に「聞き書き」について、午後からは「思い出の○○」をテーマに聞き手、語り手に分かれてグループワークを行い、また秋田大学地域創生センター地域防災アドバイザーの野越三雄教授を語り手に「聞き書きの実践」が行われました。
　今回は、第1部で野越先生が語った内容をもとに、参加者7名がひとり語り形式に作成した聞き書き作品についてプレゼンテーションを行いました。
　その後一人ひとりの聞き書き作品について、野越先生、天野先生から講評があり、完成度の高さに絶賛の言葉がありました。最後に講座修了者に天野先生から修了証の交付があり、和やかな雰囲気での講座となりました。

天野先生（左）と野越先生（右）による実践講座

聞き手・語り手に分かれてのグループワーク

修了書の交付