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平成28年度秋田大学統合看護演習・統合看護実習Ⅱ
横手市コースの学生10名が統合看護演習を行いました。
<平成28年12月5日~12月6日>

 平成28年12月5日(月)から6日(火)の1泊2日の日程で、医学部保健学科看護学専攻4年次の保健師コースに在籍している学生のうち、横手市コースに配属となった学生10名が大森グループ(5名)と山内グループ(5名)に分かれ、大森グループは「横手市西部圏域における認知症予防活動の現状と課題」について、山内グループは「横手市山内地域の在宅医療者ニーズと課題」について、横手市西部地域包括支援センター及び横手市山内地域振興局を活動拠点に演習を行いました。

◎ 平成28年12月5日(月)
午前中は横手市コース学生(10名)による業務オリエンテーションと午後からはグループ別に地区踏査を実施しました。
午前10時から、横手市西部地域包括支援センター(横手市大森町)で横手市の高橋保 健師と柿崎保健師から、横手市地域包括支援センターの取組内容について説明を受けました。
午後からは、大森グループと山内グループに分かれて、大森グループはテーマ「認知症予防」に関する地区踏査、山内グループはテーマ「在宅看取り」に関する地区踏査を実施しました。
大森グループは、西部地域包括支援センターのエリア(旧大森町、旧雄物川町、旧大雄村)を地区踏査して、平地部及び中山間部での町並みや住宅などの情報収集を行いました。


大森班の作業風景1

大森班の作業風景2

◎ 平成28年12月6日(火)
 大森グループが市の事業として開催している第4回「脳はつらつ講座」(大雄地区対象)に参加しました。
「脳はつらつ講座」とは、日常生活の中でできる認知症を予防するための取組みで、全5回シリーズで横手市内の地域局単位で開催されています。
 午前10時から、西部地域包括支援センター1F「高齢者栄養相談室」で、横手市健康推進課栄養士の寺田さんの指導のもと、「脳はつらつ講座」に参加し、大雄地区住民6名と一緒に認知症にやさしい調理実習<H28統一メニュー野菜たっぷり&減塩レシピ/鶏たつた焼カラフルソースかけと根菜たっぷり汁>を行いました。
 午後からは、地元保健師と講座に参加した大雄地区住民から、認知症予防運動の取組み状況や住民の認知症予防に係る意識や理解についてのインタビューを実施し、記録まとめ作業を行いました。


脳はつらつ講座の準備打ち合わせ

大雄地区住民と合同の打ち合わせ

調理風景1

調理合間の情報収集

試食と意見交換

完成品:鶏たった焼カラフルソースかけと
根菜たっぷり汁