グローバル教育の推進-英語力を鍛える-
本学ではグローバル社会に対応する力を伸ばすための教育を推進しています。全学的なTOEICの受験と、その相乗効果を狙った英語教育の施策充実を図り、「The ALL Rooms」という英語自習室を設け、英語に堪能な日本人学生や留学生スタッフを配置し学習をサポートする体制をとっています。さらに短期留学を含めたプログラム「イングリッシュ・マラソン」の他、海外留学制度も充実しています。
TOEIC 受験による英語力質保証
秋田大学では、既に国際資源学部において、数年前からTOEICの進級要件化を実施しており、普段の授業ときめ細かい英語教育の施策との相乗効果で年々その成果があがり、学生の英語力が飛躍的に向上しています。令和6年度の入学者からは、その施策を全学に広げ、入学する皆さん全員の英語力の向上を狙います。400点を最低到達点数として課し※、自分のレベルにあったオンライン英語プログラムの提供、そして、英語が苦手な人にはさらに丁寧な指導を行い、英語基礎力の質保証を目指します。また、高い英語力を身につけ、世界に羽ばたきたい人には、The ALL Roomsやイングリッシュ・マラソンというプログラムも用意して、英語が苦手な人から得意な人まで、全員を対象にレベルアップができる体制を構築しています。
TOEIC進級要件化の実施概要
- 学内でTOEIC IPテストを開催、同日程の受験料は学生負担無し。
- 学内、学外を問わず学修可能な英語eラーニングを提供。受講料の学生負担無し。
- 1年次4月から、英語の授業のほかに教員の指導のもとでeラーニングにより学修開始。7月にTOEIC受験。400点の基準に満たない場合は夏季休業中に補講を受講の上、10月からeラーニング再履修。12-2月にTOEIC再受験。400点の基準に満たない場合は2年次において再履修し、2年次終了までの基準達成を目指す。
TOEIC進級要件化に係るQ&A
※国際資源学部は学部の特性から全学基準より高い目標値を別途設定しています。
※TOEICスコア進級要件化等についてご不明な点がございましたら以下へご連絡ください。全てのご質問に個別対応することが適わない場合もありますが、Q&A形式で疑問にお答えします。
秋田大学総合学務課教養基礎担当 kyomu@jimu.akita-u.ac.jp
The ALL Rooms
The ALL Roomsは、「学生による学生のための自律学習」をテーマに英語に関わる様々な活動を支援する空間です。誰でも自由に利用ができ、自律学習・英語コミュニケーション・国際交流を促進する場所です。公用語は英語で、そのドアを開けた瞬間から「国内留学」が始まります。英語が堪能で、研修を受けた学生スタッフが常駐し、基礎的英会話力を身に着けたい人には優しく丁寧に教えてくれ、上級レベルを目指したい人には、様々な内容のディスカッションを行ってくれます。また、留学生の学生スタッフも居り、日本人学生・留学生の憩いの場となっています。
場所:学生支援棟2階
設備:英会話空間、DVD、様々な学習図書、パソコン・ヘッドフォン等
https://www.akita-u.ac.jp/allrooms/
イングリッシュ・マラソン
イングリッシュ・マラソンは、2年生を対象に開催され、参加者全員が終了時TOEIC600点以上または100点以上アップという目標を掲げ、これまで800点、900点を超える参加者、伸び幅が200点を超える参加者を多く輩出しています。1年次2月のEnglish campでマラソンをスタートし、新年度開始に合わせてオリエンテーションを開催、各班に分かれて活動します。
前期は、基礎力養成期間として週2~3回The ALL Roomsに通い、時間外学修としてTOEIC語彙の自学を行い、毎月単語チェックテストに挑戦します。9月には、河口湖の英語施設で英語漬けの国内留学、またはシンガポールでの研修を行っています。 後期には、10月と11月に1回ずつTOEIC 専門講師による特別対策セミナーを開講し、2カ月間、集中してTOEIC 対策を行い、ラストスパートをかけます。1年間の学習成果を班対抗ディベート大会で披露します。令和3年度からは学業奨励金の制度も始まり、好成績者は表彰されます。英語力を伸ばしたい・他学部の学生と交流したい・グローバル視点を身につけたい人は、ぜひイングリッシュ・マラソンに参加し、3年次以降の海外フィールドワーク・長期留学・就職活動に役立てましょう。
イングリッシュ・マラソンの詳細
https://www.akita-u.ac.jp/allrooms/em/