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資源開発の現場に即した実践型の教育研究

国際資源学教育研究センターの活動分野とスタッフ

資源探査

今井 亮 教授

限りある鉱物資源の探査技術は、地質と鉱床の特徴を認識することが不可欠です。国内外の地下の鉱床を発見し、これを採掘するた めには、地質調査、火成岩類の特徴や鉱床を取り巻く変質帯の関連性を岩石学的、鉱物学的、地球化学的に解析することが必要です。学内外の協力教員とも共同 で、リモートセンシング技術、年代測定法、物理探査法、地質・資源情報学などの活用も進めます。 さらに、レアメタル多金属資源として世界的に知られる秋田の黒鉱鉱床の概要とその成因を理解し、 現地での観察を通して、黒 鉱鉱床の鉱物資源探査法の重要性を学習することができます。

緒方 武幸 助教

 

渡辺 寧 教授(協力教員)

将来の鉱物資源の供給を考える上で、資源の開発やリサイクルをバランスよく進めていく必要があります。そのためには利用できる鉱物や元素がどこにどれだけ濃集・存在するか、どのような処理をすれば利用できるかを研究しなければなりません。資源の枯渇が叫ばれる中、未利用の資源を発掘することも重要です。私たちはさまざまな岩石や鉱石中の鉱物の産状や存在度、化学組成を調べることにより、新たな資源の発掘を目指しています。

Antonio Arribas 教授

限りある鉱物資源の探査技術は、地質と鉱床の特徴を認識することが不可欠です。国内外の地下の鉱床を発見し、これを採掘するた めには、地質調査、火成岩類の特徴や鉱床を取り巻く変質帯の関連性を岩石学的、鉱物学的、地球化学的に解析することが必要です。学内外の協力教員とも共同 で、リモートセンシング技術、年代測定法、物理探査法、地質・資源情報学などの活用も進めます。 さらに、レアメタル多金属資源として世界的に知られる秋田の黒鉱鉱床の概要とその成因を理解し、 現地での観察を通して、黒 鉱鉱床の鉱物資源探査法の重要性を学習することができます。

緒方 武幸 助教

環境保全・修復

石山 大三 教授(協力教員)

環境保全分野では、鉱山・休廃止鉱山からの鉱山廃水の環境への影響評価を中心にした研究・教育を行っています。研究としては、国内外の鉱山地域において鉱山 廃水を対象とした野外調査・試料採取を行い、野外調査による地質学的データ、流量・pH等の物理化学的観測データと室内実験による地球化学的・同位体デー タに基づき、鉱山廃水中の元素の拡散メカニズムを解明するとともに防止策の基礎となる影響評価を行っています。 教育としては、学生が講義による鉱床周辺の地質や溶液化学の学習と大学近郊の鉱山地域での野外調査や実験室でのナノ領域までの観察による物質のキャラクタ リゼーション、主成分・微量成分分析を行い、習得した知識と得られたデータを有機的に組合せ、元素の移動メカニズムを理解し、環境対策のための基礎を確立 するプログラムを提供しています。

 

資源開発

川村 洋平 教授

更新性資源の積極的利用が望まれる現代ではありますが、非更新性資源への需要は依然高いものです。このような限りある鉱物資源を安全・効率的に採掘(開発)する技術の開発が世界的に求められています。採鉱学は地質学、岩盤力学(工学)、土木工学、防災工学、機械工学の融合領域にある学問および技術体系であり、独自の発展を遂げてきました。一方で我が国ではICT、ソフトコンピューティングおよびロボティクスが目覚ましい発展を見せています。これらの技術は汎用性および他技術との親和性が非常に高く、様々な分野がその応用に注目をしています。
我々は、日本の強みであるこれらの技術を採鉱学に適用し、世界で通用する学際的アプローチによる新たな資源開発技術を創出していくことを目的としております。

 

エネルギー資源

藤井 光 教授(協力教員)

石油の残存可採年数はあと40年程度といわれていますが、この可採年数は過去50年ほどあまり変化していません。これは可採年数がその時点で技術的・経済的に生産可能な既発見資源量に基づいて計算されるためであり、油田が新規に発見された場合、原油価格が上昇した場合、採油技術が向上した場合には可採年数は増加します。
そこで、我々は石油貯留層工学の知識を活かして、従来の技術では回収の困難であった低浸透性油田などからの石油の生産技術の開発に関する研究を行い、石油の安定供給への貢献を目指します。

千代延 俊 准教授(協力教員)

石油地質学分野では、持続可能な社会を目指した石油・天然ガス資源の開発と利用に関して研究・教育を行っています。

研究については、石油開発での実務を踏まえた石油探鉱業務に直結した研究を実施しています。教育面では、化石層序や堆積学などの地質学の基礎とともに、石油開発に使用される石油・天然ガス探査データを用いた最新の解析手法を学ぶプログラムを提供しています。また、秋田県内には国内で最大の油田群が存しており、それら施設や周辺地質から多くの知見を得ることが可能です。

資源処理・リサイクル

別所 昌彦 准教授

近年の途上国を中心とした人口増加や経済発展を考えると、一次エネルギーの消費は今後も増加する傾向にありますが、化石エネルギーの埋蔵量や環境問題の観点 から太陽光発電など再生可能エネルギーへの転換が模索されています。そこで、安定的な資源供給の立場から、新たな太陽電池用シリコン原料として、自然界に 存在する非晶質シリカ資源の物理的および化学的分離プロセスを通じた高純度シリカ精製について、高機能性材料への適用も視野に入れて取り組んでいます。ま た、未利用資源や廃棄物中に含まれる有用な金属・非金属資源の分離回収・リサイクル技術の開発についても研究を行っています。

柴山 敦 教授(協力教員)

資源処理(選鉱)および資源リサイクルに関する研究教育として、資源分離技術の高度化を中心に、レアメタルや各種鉱物資源に対する分離濃縮技術、リサイクルを含めた湿式分離プロセス、排水(廃液)処理と高効率金属回収技術に関する研究開発を行っています。
教育面では、資源処理工学(選鉱学)をキーワードに、廃水処理や湿式分離に関する物理化学反応の基礎と、選別・分離技術の原理から応用、実践に至るまでの領域を担当しています。

製錬・素材

高崎 康志 准教授

製錬技術は金属素材の生産だけではなく、金属リサイクルにおいても重要な役割を担っています。また、資源の効率的な利用のためにも重要な分野です。製錬の基 礎理論は熱力学や電気化学ですが、それらを学ぶだけではなくこれまでの研究例や操業例を学ぶことにより実用的な知識を身につけることが期待されます。 さらに、秋田県内あるいはその周辺地域には湿式・乾式それぞれの製錬所があり、それらを見学することによってより多くの知見を得ることが出来ます。

井上 亮 教授(協力教員)

我が国では、産業の国際競争力強化のための素材の高機能化、資源戦略のための資源リサイクルが必須となっていることから、高温物理化学を基礎として、(1)電気炉中の物質移動および伝熱のシミュレーション、(2)鋼中非金属介在物の微細化、(3)都市鉱山からのレアメタル鉱石代替品製造に関する研究を行っています。また、環境保全のために、(4)スラグによる海域環境修復、(5)排ガスからの石油代替製品合成のための触媒開発も行っています。

資源経済・評価

安達 毅 教授(協力教員)

今日の資源問題に対応するには、資源制約を考慮した鉱物資源のサステイナブルな供給に関する分析が欠かせません。資源経済学をもとに、鉱山開発からリサイク ルにいたるまでの資源の社会・経済・環境に係わる課題について取り組んでいます。分析には、資源工学の知見を生かした、経済学・金融工学・システム工学の 手法を用いたモデル化を進めています。研究テーマは、
1) 鉱物資源の持続可能性を評価する長期グローバルモデル
2)金属市場の需給モデルと資源供給リスク分析
3)リアルオプション分析による投資と政策の評価
4)資源開発の環境影響評価等です。