【授業】地域文化学科の地域連携の授業―大仙市こども家庭センターとの連携

2026年05月29日

広報担当 和泉 浩


 地域文化学科の授業に、地域について学び、地域について調べ、そして地域との連携などで取り組む「コアカリキュラム」という科目群があります。地域文化学科のすべての学生が受講する必修の授業です。そのコアカリキュラムのひとつに「地域連携研究ゼミ」という授業があります。カリキュラムの再編で令和7年度の入学者からは2年生、その前の年度までの入学者は3年生が受講する科目で、授業名称も少し変わっているのですが、今年度は2年生と3年生共同で実施しています。
 「地域連携研究ゼミ」では、企業や行政機関などと連携した実習型のものや教員が指導する調査・研究型のもゼミが多数設けられ、学生はそのなかから取り組みたいものを選択して取り組みます(人数の都合で調整が行われることもあります)。同じ企業や教員でも、年度によって取り組むテーマが異なるものもあります。私のゼミでは、昨年度は観光をテーマにしたのですが、今年度は以下に取り組みます。
 今年度、私(社会学)と綾部直子先生(心理学。上の写真の左から3番目)、そして5人の学生たちが取り組むのは、大仙市こども未来部こども家庭センターから依頼のあった「プレコンセプションケアの普及啓発」についての調査と活動です。この調査と活動は、教育文化学部が行っている今年度の「地域連携型リサーチプロジェクト」のひとつにもなっています。
 みなさん、「プレコンセプションケア」を知っていますか? 昨年、秋田県が高校生向けに作成したプレコンセプションケアの冊子が炎上して、それをきっかけに知ったという方もいるかもしれませんが、秋田県や県内の市町村でも取り組んでいるところが多くなっています。その一方、認知度があまり高くないため、普及啓発に取り組みます。ウェルビーイングなどもですが、カタカナばかり増えて、わかりにくいのではないかと思います。
 このゼミでの取り組みの内容については現在、こども家庭センターと相談中なのですが、大学生を対象にしたアンケートや大仙市での活動など、大学での学習を活かして、1年かけていろいろなことを行っていきます。3月の地域連携フォーラム(オンライン開催)で学生に成果を報告してもらう予定なので、関心のある方は参加してみてください。
 少し狭いのですが、授業を研究室で行っています(これから暑くなるので、エアコンをつけられるように先日、エアコンのフィルターを掃除しました。慣れておらず、ちょっとたいへんでした)。
 数回授業を行ったところですが、毎回、学生たちそれぞれにプレコンセプションケアに関することを調べてきてもらい、報告してもらっているのですが、想像をこえるレベルで調べてきてくれ、また調べる内容や視点がとてもよく、もちろん学生たちは他の授業も受けていますので、がんばりすぎて体を壊さないか心配になります。教育文化学部、力のある、ほんとうにいい学生たちが揃っていると感じます。若い世代の健康を扱うゼミということもあり、学生たち自身も健康に気をつけてもらうようにしていきたいと考えています。この活動についてもブログで紹介していく予定です。